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COP10生物多様性交流フェア フォーラム発表報告




フォーラム発表
(生物多様性条約第10回締約国会議併催屋外展示会)


 COP10生物多様性交流フェア(生物多様性条約第10回締約国会議併催屋外展示会)において、10月26日(火)13:30〜15:00<メダカの“目”から見る生物多様性>と題し、弊社の環境技術や生態系保全活動、地域交流会の「エコラボメダカ交流会」を発表いたしました。

→講演内容はこちら


【メダカの“目”から見る生物多様性】
第一部/ 〜持続可能な社会のための国際的な取組と身近な取組〜
環境問題を考える場合に、「気候変動枠組み条約」と「生物多様性条約」は両輪となります。
国際的な取組としての両条約とそれに対応する個人の活動、そして、弊社の環境技術を紹介します。
第二部/ 〜エコラボビオトープの生物多様性〜
弊社がメダカ交流会として展開している、クロメダカを象徴種としたESD(持続可能な開発のための教育)の活動を紹介します。
自社のビオトープを題材に、生態系の多様性、種の多様性、遺伝子の多様性を具体的に見て、考える教材となっています。

【Study of biodiversity throughout "MEDAKA" 】
We introduce the progress report of the biotope,it is new attempt on Architectural Environmental Engineering.
next, introducing ESD application on the flagship-species of "MEDAKA" living in the biotope.



 発表当日、COP10が開催されている本会議場に隣接したゾーンでは、生物多様性交流フェアが開催され、一般の方々の参加がCOP10を盛り上げていました。

【COP10本会議場】 【生物多様性交流フェアの様子】


 生物多様性交流フェアの一環としてのフォーラムで、弊社の生物多様性への取組を発表いたしました。

【講演ステージとメダカ】 【フォーラムの様子】


 フォーラムは40人程の方々が参加して下さいました。
 広島県呉市にある増岡組環境技術研究所(通称:エコラボ)から、クロメダカとともに天水池の水や砂など池の生態系まるごとを持ち込み、講演いたしました。
 講演中は、皆さん興味深く聞き入って下さり、質問も頂き、メダカを題材とした生物多様性について、一般の方も高い関心を持っていらっしゃることが分かりました。
 メダカを象徴種とした環境教育等の弊社の活動について、このように紹介する機会を頂いたことは、大変光栄なことで、今後の活動にも役立つ貴重な経験となりました。


 最近は、気候変動問題や省エネなどに配慮した企業活動が注目されるようになって参りましたが、「生物多様性」という括りではまだまだ広く周知されていないようです。
 建設業界でも、省エネや資源再生についてはクローズアップされ技術革新も進んでおりますが、生物多様性につきましては、経済活動として脚光を浴びていないのが現状です。
 弊社では、平成17年よりビオトープを整備し、建設業としては戦陣を切って生物多様性保全に取り組んできたと自負しております。
 さらに、社会貢献としてのビオトープ開発だけでなく、その環境を活用した環境技術ノウハウから、「自然林の植生による緑化」や「ビオトープ創造」といった事業活動としての取組も進めております。
 弊社の増岡組環境技術研究所(エコラボ)は、78,000m2及ぶ山野のビオトープそのもで、「建設事業における自然との調和」というコンセプトに関わる技術などノウハウの開発を目的としております。
 私たちは、弊社の建設事業を行う際、常に人の居るべき環境を考え、様々な人の活動に着目する「ヒューマン・コンシャス」な立場である事を守ろうとしています。
 この考え方は、機械的な環境を造るだけではなく、人間の心身が健康であるため、きれいな水や空気といった生活の基本的な条件を整えるために、自然や野生との調和・共存を目指すものでもあります。

増岡組の生物多様性への取組は、下記ホームページでご覧下さい
http://www.ecolab.masuoka-g.co.jp

増岡組環境技術研究所
(エコラボ)




【COP10】
 2010年10月11日(月・祝)〜29日(金)にかけて開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)です。
 190を超える国と地域から8,000名を超える人々が参加し、生物多様性条約の締結と目的達成のための、国際的取組について話し合う国際会議で、今世紀に入って日本で開かれる国際会議としては最大規模になります。


【生物多様性交流フェアについて】
 COP10の開催される時期に合わせて、国内外の行政機関や国際機関、NGO/NPO、学術団体、企業などが、一般の参加者と生物多様性に関する交RY鵜を行う場です。
 このフェアは、生物多様性への認識を広げ、将来に継続する取組として、国内外からも注目されています。

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